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前回)からの続きです。
発注していたCDドライブが到着しました。
正確に言うとDVD-RWの”ウルトラ”スリムドライブ。
右が当初の製品:
Panasonic CD-ROMドライブ UJDA140L 9.5mm/ATAPI
左が今回入手の製品:
Panasonic DVDスーパーマルチ UJ-862 9.5mm/ATAPI
製品選びでは危うく間違いそうになりました。
最初に買いそうになったのは、厚みが12mmの(普通の)スリムドライブ。
しかも接続方式が、現在普及しているSATAというやつでした。
それに対して、必要なSpec仕様は、厚みは9.5mm、
接続方式は古い規格のIDE(ATAPI )というものです。
そのレアな分だけ、ちょっと高額な3,900円でした。
このドライブ、内蔵用ケースとは次のケーブルで接続するだけなので、
交換するのは簡単です。
換装して、本体に取り付けてみました。
古いベゼルとはボタン位置などが違い、互換性はありませんでした。
そのため、今回購入品に付属していた黒色ベゼルをそのまま使いました。
これで、BIOSのセットアップ画面で、
起動順位を[CDD/A:/C:]として、
次のリカバリーディスクを挿入して立ち上げれば、
パソコンのハードディスクHDDは工場出荷状態に戻せるはずです。
製品付属のマニュアルに書いてある通りの手順ですから、
誰でもできちゃいます。
『知識と腕の見せ所!』的なものは何もありません。
ところが!
CDからは起動しませんでした。
「おかしいな〓??」と思い、BIOS画面を確認してみると、
CDドライブが表示されるべき「セカンダリーマスター」の項が、
「なし」と表示されていました。
BIOSがCDドライブを認識していなければ、
そこから起動するはずはありませんね。
こんな事態に陥らないように、
せっかく同じパナソニック製のドライブを選んだのに、
意味がありませんでした。
何度やり直しても改善しなかったので、止むを得ず、
またまた次の " Windows98/SE " のディスクからインストールしました。
ドライブに次のようにCDを入れ、
フロッピードライブFDに起動ディスクを入れ、
DOSを立ち上げます(次の状態)。
この起動ディスクにはCDドライブのドライバーが組み込まれているので、
BIOSで認識されなかったドライブも ” ドライブ F: ” として、
普通に使える状態になっています。
ここで " F: " に移行して内容を表示してみると、次のようです。
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