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前回)からの続きです。
せっかく新しいCDドライブに換装したのに、
そのドライブからは起動できないという状態に、不満ありです。
しかも、同じPanasonic製品を選んだのに、です。
いつの間にか、「PCの復活再生」という当初の目的(既に達成済み)から外れて、
CDブート(起動)が目的になっちゃいました。
まず、古いCD-ROMドライブが壊れていることの再確認をしました。
これはベゼル(前面パネル)を取り外した状態のまま、
本体のLet's_noteに、もう一度、取り付けた様子です。
電気的な故障と思われるので、いくら眺めても無意味です。
とりあえず、電源を入れてみると、
やはりPCそのものが起動途中で固まってしまいます。
そして、ドライブを引っこ抜くと、正常起動します。
当然ながらBIOSユーティリティで、
次のように「セカンダリ〓マスター」は「なし」です。
ここで、少しヤケになり、またドライブを突っ込んでみました。
すると、PCから「ピポ!」とかいう音が聞こえて、
「セカンダリ〓マスター」に「CD-ROM」の表示が現れました。
それで、次のリカバリーディスクをセットして、
普通にWindows98を立ち上げてみました。
デバイスマネジャのCD-ROMの項に、
「MATSHITA UJDA140」の表記があります。
そして、コンピュータの一覧では、E:ドライブに
「Cf-a77 rcvcd」とディスクを正しく読み取っている風な表示が。
お亡くなりになったはずのドライブが、一瞬、意識を回復したようですね。
試しに、起動順位をCDドライブ優先にして再起動してみると
次のように「再インストールしますか?」の文字が出てきました。
しかし、このドライブはいつ迷子になるか分からないので、
ここは(Y/N)の問いかけに対して(N)と答えておきました。
本質的な解決方法を見つけてから「再インストール」したいですからね。
実際、その後、この古いCDドライブは二度と蘇りませんでした。
このPCに装備されるべき二つのドライブを比べてみました。
HDDハードディスクドライブとCDDの二つのデバイスです。
これは後ろ側のコネクタ部分の拡大写真ですが、
上のHDDには本体と直接は結線されない4本のピンがあります。
いわゆるジャンパピンで、これらのピンの"open"と"close"で、
デバイスがマスターとスレーブを演じ分け、そうすることで、
PC本体との信号のやりとりをきちんとこなすのですね。
昔、DOS/Vマシンを組み立てた時に学んだことを思い出しました。
ところが、この写真で下のCDドライブには、
それらしいピン(というか形状としては接点)が見当たりません。
でも、ジャンパの機能が無いわけではなく、別のメーカの技術資料では、
ここに写っている総数50のピンのうち、
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