内容を確認できたら、プロンプトに続いて、
F:\>setup.exe と入力して、ENTERキーを叩いてインストールが始まりました。
これはHDDのスキャンを実行しているところ、
次は互換製品のチェックをしているところです。
旧Windowsからのアップグレードディスクだったので、
旧製品を持っていることを示すために、一時的に、
Windows95のディスクを挿入する必要がありました。
そして、無事にインストール完了。
この後、" Let'snote CF-A77 " 独自のドライバなどを、
解説書通りにバックアップフロッピーから組み込んで、
やっと工場出荷状態に戻りました。
ここで、デバイスマネージャを見てみると、
その他のデバイスの一つとして" PCI Communication Device " に、
"?" マークが付いていましたが、特に何の問題もなさそうです。
最後に、18年前に使用していた壁紙写真を探し出し、
デスクトップを完全に昔の状態に復帰させてみました。
PCのこの佇まいと壁紙の風景に、なぜか懐かしさが溢れてきますが、
これって誰とも共有できない、すごく個人的な感情なんですね。
Let'snoteのキャッチコピー通り、まさしく「わたしのノートPC」。
補足:
その後、いろいろ学んでみたくて、HDDからのインストールも試しました。
これは、HDDを二つのパーティションに分けて、
(C:ドライブとD:ドライブになる)、そのD:ドライブに
" Windows98/SE "ディスクの内容を丸ごとコピーしておく方法です。
DOS画面で、「F:\>setup.exe 」と入力する代わりに、
「D:\>setup.exe 」と入力するだけです。
基本的にやっていることは同じです。
ここで、疑問。
それができるなら、
リカバリーディスクの内容をD:ドライブにコピーしておけば、
同様のやり方で工場出荷状態に戻せるではないか?
と思いましたが、これは猿知恵。
このリカバリーディスクは、
当該製品のCDドライブからしか使えないように作られていました。
なかなか最適解にたどり着けないような気分です。
(
続く)
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