アナログ走行用のNゲージ機関車に細工することなく、
「DCCサウンド付き」の走行を楽しめる魔法の箱ができあがりました。
 
左半分は機関車の走る向きや速度を調節するための機器で、
「デコーダチェッカー」を流用しました。
この基盤左下の8Pソケットに、サウンド付きデコーダを装着し、
基盤からの出力ケーブルは、普通にレールに接続します。
右半分はアナログ電動ポイントを動作させるための機器で、
KATOのDS52というデコーダ(既製品)です。
出力ケーブルは電動ポイントに直結します。
そして、写真で手前側のケーブル(動力&制御信号)には、
『デジタルコントローラーからの出力線』を接続します。
こちらには、
主に機関車の動力(モーター)を回すための電力、及び
ポイントスイッチを作動させるための電力、そして
各種制御を行うための信号が含まれることになります。
と言うことは、水色の分岐ソケットから分岐した後、
左側に流れ込んだ分は、サウンド付きデコーダで信号が解析され、
適切な動力用電流となって、出力ケーブルに送られるようになります。
また、このデコーダは、効果音に関する指示信号も受け取って、
必要な電流を付属のスピーカーに流し、適切な音を発することになります。
右側に流れ込んだ分は、ポイント切り替え信号が含まれている場合に、
アナログ電動ポイントを作動させるための電流を出力します。
このDS52、写真では一本の出力ケーブルのみが装備されていますが、
能力的には二つのポイント用に、二本出すことが可能です。
ともかく上述の『デジタルコントローラーからの出力線』が源流なのですが、
この源流は、私の場合、次のどちらかです。
・有線リモコン(マルチマウス)+デジタルアンプの例
 
・iPhone(Z21 mobile)+ Z21デジタルセンターの例
 
この二つの写真上でレールに直結されているケーブル、
これが源流ですね。
今回の「なんちゃってDCC」では、このケーブルを、
「魔法の箱」の入力側に接続することになります。
 
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