Roco_z21とiPhoneの設定
2018-05-26


前回)からの続きです。

DCC制御システムの" Z21 "を導入することで、
これまで次のように有線リモコン(マルチマウス)で行っていた操作が、
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iPhoneの無線接続で、直感的に楽しく行えるようになりました。
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この写真が、iPhoneにインストールした" Z21 mobile "というアプリで、
DCC鉄道模型を操作しているところです。
特に今回、既存の家庭内" Wifi "を利用することで、
Z21専用のルーターを省けたことが機器の簡素化につながりました。
" z21本体(デジタルセンター) "と近くのハブをLANケーブルで繋ぐことで、
デジタルセンターを家庭内" Wifi "機器の一員にしてしまった訳です。
左がデジタルセンター側、右がハブのポート側です。
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ただし、この構成にするためにはデジタルセンターの設定を、
次の手順で変更する必要がありました。

まず、家のPCのIPアドレスを一時的に変更して、
PCとデジタルセンターを通信可能な状態にします。
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例えば、" 192.168.0.* "などとします。(*は「111」を除く任意の値)
デジタルセンターの初期のアドレスは" 129.168.0.111 "ですから、
これで両者は通信可能になります。
この3番目の数字(この場合は「0」)をセグメントと言い、
これが同一である機器同士は、同じグループとしてお互いに認識できる訳ですね。

また、PCには事前に" Z21 Maintenance Tool "というアプリを、
Z21の公式HPからダウンロードしてインストールしておきます。
そして、PCとデジタルセンターをLANケーブルで直結してから、
この" Z21 Maintenance Tool "を立ち上げ、
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[connect]ボタンを押すと、PCとZ21が繋がります。
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画面右上にデジタルセンターの姿が表示されているでしょう?
この" Z21 Maintenance Tool "で、Z21のファームウェアをアップデートしたり、
DCCを操作するときの振る舞い方を色々設定できるようになります。

引き続き、本題に入ります。
デジタルセンターの" IP adress "を次の手順で変更するのです。
まず、アプリの" IP Settings "のタブをクリックします。
このページでは、何かしようとすると、
『本当にそうしちゃっていいの?』的な警告表示が出てきますが、
それらを全部" accept "すると次の画面になります。
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当初グレー表示だった赤丸部分が、入力可能な状態に変化します。
そこで、デジタルセンターのIP-Address欄に" 192.168.11.111 "と入力します。
Standard Gatewayも" 192.168.11.1 "に書き換えます
セグメントの数字をデフォルトの「0」から「11」に変えるわけです。
実は、これは我が家のWifiネットワーク用のセグメントです。
Buffalo製の無線LANルーターを使うと、標準ではこの数字になります。
ルーターのメーカーが違えば、別の数字かもしれません。
そして、最後に[Write]ボタンを押せば、デジタルセンターの設定は終了です。
電源を入れ直すと、設定変更が有効になります。


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[mac等の覚え書き]
[目白ジオラマ鉄道模型]

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