最強のGPSロガーが欲しい!
2018-09-08


秋の旅行シーズンなどに各地でたくさんの写真を撮ると、
それらの撮影場所を思い出せないことも多くなりそうです。
そんな時のためにGPS機能付きのカメラがあります。
かつては「カシオ CASIO EXILIM EX-H20G」を活用し、
それが壊れてからは、
オリンパス OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough」を愛用していました。

とはいえ、GPS機能の無い別のカメラで撮る事もあるわけで、
その場合は何らかの手段を講じねばなりません。
どうせやるのなら出来るだけ簡単に、かつ良い結果を得たい、
と思い、思案した挙句、次の結論を得ました。
禺画像]
左と中央は、これまで使用していたGPS機能付きのカメラ。
今回、この写真右下のGPSレシーバー「GNS 2000 PLUS」を買いました。
このデバイスは移動した経路を記録する「GPSロガー」機能もあるので、
旅行の経路を記録させることにすれば、その記録(ログ)を使って、
GPSの位置情報を持たない写真に、位置情報を付与できるはずです。
具体的には、
GNS2000から→Macに取込み→現像ソフトのLightroomで写真にタグ付け、
とすれば事が済むはずでした。
(「フィルム写真にもExifとGPS(続き)」参照)

ところが、このドイツ製のデバイスに関しては、
日本の代理店による商品説明がおざなりで、
「デスクトップのMacとは接続不可」である事が、購入後に判明しました!
接続法は " Bluetooth " 一択(USBは充電用だけ)なのに、
Apple製品で繋がるのは、iPhone・iPad・MacBook だけなのでした。
(Windowsマシンは、ほぼ行けるらしい)

Mac愛用者にフレンドリーでない機器ですが、
一番大事なGPSレシーバーとしての性能は良さそうなので、
何とか次のような工夫をしてみました。

GNS2000→Bluetooth接続→iPhoneロガーアプリ→iCloud経由でログデータ→Macに取込み

こうすると、GNS2000が補足するGPS情報をiPhoneも使えるので、
iPhoneのカメラで撮った写真の位置情報も精確になり、一石二鳥です。
また、GNS2000の説明書には、本体のロガー機能について、
「11時間の独立した位置データ収集の後、データは自動的に上書きされます」
とありますから、
数日間旅行するような場合で、ログ記録が長時間にわたる場合、
途中でPC等へデータを転送しないと、先頭から記録が失われる事になります。
一方、iPhoneのアプリにロガー機能を委ねれば、
複数のログ記録を保存できるので、この記録喪失問題を回避できます。

[GPSレシーバー + iPhoneアプリ] というこの組み合わせについて、
その有効性のテストを本日行いました。
テストで使用する
iPhoneのロガーアプリは:ZweiteGPS有料版(480円)
禺画像]
このアプリを使うと、ログファイルを様々なフォーマットで出力可能で、
クラウドへのアップやメール添付など、Macへの受け渡しも楽にできます。
一方、Mac側の取込みソフトは:GPX Binder(960円)
禺画像]
いくら精確なGPSレシーバーでも、ある程度の誤差は避けがたいので、
この取込みソフトを用いて必要な修正は行おうというわけです。
また、GPS情報の写真へのタグ付けも、このソフト上で簡単に行えました。

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[カメラには名前あり]
[mac等の覚え書き]

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