我が家にデジタルカメラがやってきたのは、もう20年以上前のことでした。
" Kodak DC 20 " でした。
今では信じられないことですが、背面モニタがありません。
だから、撮れたかどうかは、パソコンに取り込んでみないとわからないのです。
当然ながら、デジカメの日進月歩の技術に、
あっ!と言う間に時代遅れになったそのカメラは、
長い年月、私の押入れの奥に眠ることになりました。
その後、私が暇に任せて現役復帰させてみたけれど、
その現役復帰も、今思い出せば、既に6年前のことになってしまいました。
今年も春になり、先日、また物好きの虫が頭をもたげてきました。
久しぶりに" Kodak DC 20 " のご機嫌伺いをしようと思ったのです。
前回の「
現役復帰」のブログに書いた通り、
このカメラの画像取り込みには、次のような機材一式が必要です。
パソコンはシリアルポート装備の " Windows98 " マシンです。
それ以降のOSや接続方法では、この取り込みソフトが動作しません。
この一式を再度揃えてみると、何と、このパソコンが壊れていました。
一瞬、 Windowsが立ち上がったものの、
すぐにハードディスクがカタカタと異音を発し始めました。
CDドライブも動作不安定な上に、ついにはドライブをつけた状態では、
パソコン自体が立ち上がらなくなりました。
この時は、さすがに「万事休す!!」と思いましたね。
しかし、しばらくすると、諦めずに何とかしようと考えるのが私の性分。
その後、三日三晩(本当に文字通り)の努力の末、
パソコンは回復しました。
見事に、Windows98と取り込みソフトが立ち上がっているでしょう?
しかし、この6年の間に、もっと重大な問題が起きていました。
久しぶりにDC20で試写してみると、
屋内撮影で次のように撮れてるものがある一方、
屋外撮影では、全てに次のような横縞が出現!
CCDセンサーが逝ってしまったのでしょうか?
いずれにせよ、これはもう諦めざるを得ません。
やはり、デジカメにも寿命があるんですね。
DC20は諦めるとして、
私としては、この三日三晩の努力を無にしたくないので、
パソコン " Panasonic CF-A77J8 Let's_note " の再生過程を、
この後、
ブログ記事にまとめることにしました。
------------------付け足し-----------------------
以下はKodakのHPから転記したものです。
Kodak DC20('96/6/14発売)の仕様表
●レンズ/固定焦点レンズ
●焦点距離/47mmレンズ相当(35mm換算)
●撮影距離/0.5m~無限遠
●シャッター速度/1/30秒~1/4000秒
●絞り/F4,F11
●露出/自動
●CCD/1/3インチCCD、約27万画素
●画像解像度/標準モード:水平493画素×垂直373画素
スナップモード:水平320画素×垂直240画素
●階調再現性/24ビット・フルカラー
●感度/ISO800/1600(自動設定)
●メモリ/1MB内蔵
●画像記録枚数/標準モード:8枚 スナップモード:16枚
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