お散歩で新江戸川公園に行きました。穏やかな晴天。
年配者が散歩していることの多いこの公園に、
今日は物々しい望遠レンズ付きカメラの放列がありました。
聞けば「カワセミ」を狙っているのだそうです。
池を巡って集会所「松聲閣」の前まで来た所で、
カメラマンの一人が「池の対岸の枝にいますよ」と教えてくれました。
指差す方を、私の持参したカメラで撮るとこんな具合です。
やはり標準レンズでは、野鳥の写真は無理ですね。
目で見た感じも、丁度こんな見え方でした。
とはいえ、こちらも2400万画素のカメラなので、
二枚の写真の中央部分を拡大して次のような画像を得ました。
それぞれ、カワセミの胸部分のオレンジ色と背中の青色が写っています。
そして、嘴の長い優美な形の水鳥であることも分かります。
この公園には木造の古い建物(集会所「松聲閣」)がありました。
元々は、ここが細川家の本邸だった頃の勉強所だそうです。
その改修工事が行われていました。
帰り道に、塀の外側から撮影するとこうでした。
基本的な形は残して、耐震性と機能性を高める工事のようです。
平成27年度中には利用開始になるらしい。
その新装なった「松聲閣」の座敷に座って、
公園を訪れる水鳥の姿や声を楽しめたら素晴らしいですね。
新松聲閣の外観イメージが公表されていました。
でも、カワセミの美しさに比べると、この建物はイマイチの気がします。
昔はもう少しましな風情だったのではないか、と思い数年前の写真を探してみました。
ところが、新装イメージと昔の写真を比較してみると、
基本的に意匠上の大きな変更はありません。
単に、以前は周囲の樹木や光の加減が、建物の雰囲気を高めていただけのようです。
やはり、人間の造るものは、
自然の美しさの背後で控えめにしていれば十分なのですね。
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