以前望遠レンズ”
Ai Nikkor 200mm/f4”の修理をしたことがあります。
千円程度の格安のジャンク品を二本購入して、
・カビ取り
・グリース充填
・ピント調整
をしたのでした。確かニコイチ修理だったような記憶です。
技術も道具も不十分な中での無手勝流の修理だったため、
レンズガラスにも少し傷がついたりして、とても売り物にはならない状態ですが、
純粋に「写り」と「手触り」だけなら一万円程度の価値は獲得したかなと思っています。
先日、急にそのレンズを使ってみたくなりました。
一応、広角レンズ"24mm/f2.8"と標準レンズ"50mm/f1.4"も持って、
冬一月の目白を"walk & shoot"しました。
最初は、千登世橋の階段から明治通りを見下ろすように撮りました。
久しぶりに望遠レンズを使うと、この画角が新鮮です。
そして、広角レンズに付け替えて目白通りを撮りました。
次は、おとめ山公園に行って、
広角レンズで遠近感を強調した写真を何枚か撮影。
そして、標準レンズに替えて、
このようなパンフォーカスの写真を撮影。
標準レンズ"50mm/f1.4"は絞りを開くと、
次の二枚のように対象物以外をぼかすことができます。
遠景に、遊んでいる親子がボンヤリと良い感じです。
最近の大衆向けデジカメでは不可能な表現でしょう?
早速、その日の内に自家現像&スキャニング。
写真の腕はともかく、カメラとレンズは完動でした。
こうして定期的に手持ちのカメラとレンズのチェックをしていると、
台数が多いので、それだけで一年が過ぎてしまいます。
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