40年前に池袋西口を撮った私の写真に
「八十二銀行」という地銀支店が写っています。
この写真で右手奥に見える八階建ての建物が、「八十二銀行池袋支店」です。
写真が暗く、建物周辺に高い建物が無いので、荒野に一人立つ孤独な男って感じですね。
きっと地価も安く、進出費用が安く済むので選ばれた場所なのでしょう。
池袋駅西口って、そう思わせるような場所でした。
上の写真で、銀行手前のだだっ広い空き地は、今は芸術劇場となっている所です。
では銀行の裏手の空間は何でしょうか?
最近の風景は次のようになっています。
前面道路(劇場通り)越しに、東南側から撮りました。
写真中央の八十二銀行は昔のままですね。
横連窓の外観に特徴があるので明白です。
そして、その奥は「OICITY マルイシティ池袋」です。
以前の名前は、丸井「ニュー池袋西口店」だったかな。
劇場通り北側からも撮ってみました。
ここが有名?な「池袋西口五差路」の交差点です。
昔とは比較にならないくらい人通りも増えていて、
この40年間の変貌ぶりに、改めて感心させられます。
40年前、即ち1974年の航空写真(国土画像情報DB)を調べてみると、
やっぱり八十二銀行の裏手は空き地で、
車が何台も写っているので青空駐車場であったことが分かります。
この地に丸井が「ニュー池袋西口店」をオープンしたのが、
1977年2月だそうですので、
1975〓77年頃にすごい突貫工事で建設したのですね。
「
新宿東口40年前の風景-5 」でも記事にした通り、
丸井の拡大路線にスイッチが入った頃なのでしょうか。
(
続く)
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