上から覗く中判カメラ
2013-07-31


前回)からの続きです。

先月からトライしている 6x4.5cm の画面サイズ、
使用機材は、マミヤ m645という中判カメラです。
実はこれ、30年以上前に、欲しかったけれども手が出ないカメラでした。
それが今、当時の定価の約1/10で買えてしまいます。

今回入手したのは、もちろん中古品ですが、なぜか新品同様の奇麗な個体でした。
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これは、
・m645-1000sという第2世代のボディ
・アイレベルのAEプリズムファインダー
・Sekor C 80mm/2.8 N の標準レンズ
の組み合せでした。

だるまさんが覗いているように、このファインダーを装着すると、
普通のカメラのように被写体と正対できます。
そして、絞り優先の自動露出が可能です。
便利です。

でも、ちょっと頭でっかちで嵩張ります。
それで、ウエストレベルファインダーを買い足しました。
これに付け替えた状態、下の写真のようにコンパクトで美しいです。
グッドデザイン賞を受賞したそうです。
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撮影する時はファインダーを開いて上から覗きます。
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この上から覗くスタイル、
最近のカメラ女子の間でも流行っているらしいです。

三十数年前、上から覗くスタイルの中判カメラに憧れてました。
欲しい順に、
 1.ハッセルブラッド(でも絶対買えない)
 2.このマミヤ m645(一ヶ月間、水飲んで暮らせば買えたかも)
 3.マミヤ C220(中判カメラの中で最安値)
でした。
結局、この時は、三番目の二眼レフC220を買いました。

そして、時代が変わり、昔の高級フィルムカメラも、
普通の人には不要品になったのです。安くなりました。
結構な事です。
昔の物欲をずっと持ち続けた私は、
一番目を昨年、二番目を今年に買い足して、目出たく勢揃いです。
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蛇足ながら、三番目の二眼レフC220も使っているうちに好きになりました。
人間だって、一緒に暮らしていると「情が湧く」って言いますよね。
C220用のアイレベルファインダーも買い足して、
上から覗いたり、横から覗いたりしていました。
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[カメラには名前あり]

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