お茶の水で用事を済ませたついでに湯島聖堂へ寄ってきました。
秋葉原寄りのの正門を目指して聖橋の下をくぐります。
正門すぐ脇の仰高門から境内に入ります。
孔子様にお参りします。
下の写真右側、楷樹(かいじゅ)という孔子ゆかりの大木が立派です。
枝や葉が整然としているので書道でいう楷書の語源ともなったそうです。
湯島の地は武蔵野台地の末端に位置します。
その高低差を生かした庭づくりがなされていて、見て良し、歩いて良しです。
階段を上りきった最奥にある大成殿(孔子廟)、
平日だったので閉っていましたが雰囲気は昔と同じです。
1976年に訪れた時はこのようでした。頭が良くなるようにお参りしたのです。
孔子廟前庭を取り囲む回廊の設えも昔のままです。
東回廊(東廡:とうぶ)の昔の様子。
今の様子。
昔訪れた時は梅の季節でした。だから、
回廊の屋根越しに見える樹木もまだ冬の姿です。
先日訪れた時は、もう新緑が始まっていました。
それに、以前と比べて樹木も生長していますね。
大成殿の杏壇門前から見下ろす入徳門が美しかったです。
今も魅力的です。
敷地内はほとんど同じ風景です。
大成殿回廊の西側に、本郷通りへ直接出られる西門があります。
1976年の西門。
現在の西門。昔の写真で中央に写っていた老木が無くなりました。朽ち果てたようです。
でも変わらぬ良い佇まいです。
帰りは、この西門から本郷通りに出ても良かったのですが、
秋葉原方面へ行くためにまた階段をおりて戻りました。
出口の近くで、築地塀を再度鑑賞しました。壁に水平に埋め込まれた瓦が特徴的です。
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