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フィルム二眼レフのデジタル化 ― 2025年06月16日
(前回)からの続きです。
フィルム二眼レフをデジタル化してみました。
使用したのは、この写真の中央に写っている " リコーフレックス RICOHFLEX VII s "です。
1955年に発売された製品ですが、そのジャンク品を私が入手して修理したのは6年前のことでした。
『RICOHFLEXの修理(https://mejiro.asablo.jp/blog/2019/03/03/9042726)』に書きました。
今度は「デジタルRICOHFLEX」として再生した訳です。
これまでは次のようにフィルムを装填して撮影していましたが、
1955年に発売された製品ですが、そのジャンク品を私が入手して修理したのは6年前のことでした。
『RICOHFLEXの修理(https://mejiro.asablo.jp/blog/2019/03/03/9042726)』に書きました。
今度は「デジタルRICOHFLEX」として再生した訳です。
これまでは次のようにフィルムを装填して撮影していましたが、
今回は代わりにフィルムサイズに仕立てたイメージセンサーを組み込みました。
いかにも電子部品です。これを逆側から見るとこうです。
中央に見えているのがSony製のIMX477というイメージセンサーです。
大きさは対角7.9mmなので本来のブローニーフィルムのサイズと比較すると約1/10しかありません。
でも現在素人が簡単に入手できる安価な商品としてはこのくらいしかないようです。
食卓の上に置いてベランダの植物を狙ってみました。
大きさは対角7.9mmなので本来のブローニーフィルムのサイズと比較すると約1/10しかありません。
でも現在素人が簡単に入手できる安価な商品としてはこのくらいしかないようです。
食卓の上に置いてベランダの植物を狙ってみました。
一番手前にあるのが7インチのモニターで、カメラが捕らえた映像をリアルタイムにプレビュー表示しています。
そして、やはりモニターに表示されている撮影プログラムの「Run(実行)」ボタンを押すと、
静止画を一枚保存して、またプレビュー表示を続けます。
それを見ながら構図とかピントとかを調整できます。
詳細な調整はしていませんが、ちゃんと写っていましたよ。
そして、やはりモニターに表示されている撮影プログラムの「Run(実行)」ボタンを押すと、
静止画を一枚保存して、またプレビュー表示を続けます。
それを見ながら構図とかピントとかを調整できます。
詳細な調整はしていませんが、ちゃんと写っていましたよ。
柿の木と南天の葉っぱが綺麗でしょう?
しかもこのシステムは次のようにモバイルバッテリーだけで駆動していますから屋外にも持ち出せます。
しかもこのシステムは次のようにモバイルバッテリーだけで駆動していますから屋外にも持ち出せます。
これは普通のデジカメとほとんど同じですね。プロトタイプとは言えないにしても実験機としては合格かな?
ラズパイでデジカメ製作 ― 2025年06月09日
(前回)からの続きです。
Raspberry Pi(ラズパイ)という可愛いPCを入手した理由の一つは、デジタルカメラを作りたかったからです。
ラズパイはクレジットカードと同じ大きさなので、このラズパイに何らかの部品を組み合わせれば、持ち運びのできるデジタルカメラができるのではないかと夢想しました。
善は急げで早速組み立ててみたのが次の写真。
Raspberry Pi(ラズパイ)という可愛いPCを入手した理由の一つは、デジタルカメラを作りたかったからです。
ラズパイはクレジットカードと同じ大きさなので、このラズパイに何らかの部品を組み合わせれば、持ち運びのできるデジタルカメラができるのではないかと夢想しました。
善は急げで早速組み立ててみたのが次の写真。

キーボードにマウス・モニターまで写ってますが、これらは各種の設定を行うために使用しているもので、最終的にはこれら無しで「カメラ」の形を成すようにしたいです。
まず「デジタルカメラ」の基本のお勉強をしました。
役に立ったのが次のラズパイ学習基本キット「Raphael-Kit for Raspberry Pi」です。ラズパイ初心者に必要なハードとソフトがたくさん詰まってます。
まず「デジタルカメラ」の基本のお勉強をしました。
役に立ったのが次のラズパイ学習基本キット「Raphael-Kit for Raspberry Pi」です。ラズパイ初心者に必要なハードとソフトがたくさん詰まってます。

その中からカメラ製作に必要なものをピックアップして、手持ちの材料と合わせて並べてみたのが次の概念図(写真)。
以下に概要説明をします。
・バッテリー
「モバイルバッテリーで鉄道模型(https://mejiro.asablo.jp/blog/2025/03/28/9764276)」で使用したものです。デジカメを屋外で使用するには持ち運び可能な容量の大きい電源が必要です。ラズパイ4でも5V/3Aの出力が必要です。
・センサー

写真左がラズパイ公認の「HQ Camera」ですがレンズは今AliExpressから取り寄せ中なので、写っているのはセンサーだけです。今回は学習キットに付いていた右側の普及品を使いました。これはセンサーとレンズが一体となっていて、Amazonで999円で入手可能です。
・シャッターボタン
学習キットには「シャッターボタンを押すとLEDが点滅しながら撮影するカメラ」の構成が示されています。
今回はその方式をそのまま採用しました。次の写真の画面中央の黒いボタンがまさにシャッターボタンとして機能します。
・シャッターボタン
学習キットには「シャッターボタンを押すとLEDが点滅しながら撮影するカメラ」の構成が示されています。
今回はその方式をそのまま採用しました。次の写真の画面中央の黒いボタンがまさにシャッターボタンとして機能します。
・モニター
これは一般のデジカメで言えば背面液晶です。すなわち、この画面で各種設定をし、撮影後の結果確認もおこないます。
次の写真はこのシャッター機能のプログラムを表示させているところです。
これは一般のデジカメで言えば背面液晶です。すなわち、この画面で各種設定をし、撮影後の結果確認もおこないます。
次の写真はこのシャッター機能のプログラムを表示させているところです。
ここで赤線で囲んだ緑色の(Run)を押すとプログラムが走って撮影指示を待つ状態になります。
そして色々間違いながらも最終的には成功しました。
そして色々間違いながらも最終的には成功しました。
先ほどの撮影指示の黒のシャッターボタンを押してセンサーから画像をキャプチャしラズパイのmicroSDカードに記録することができたのが次の写真です。

デジカメが自らの部品の一部を撮影した写真ということになります。
かくして、デジカメ製作に必要なコンポーネントは揃いました。今後は、これらをできるだけコンパクトにして美しい箱に納めれば私だけのデジカメ完成となるはずです。
かくして、デジカメ製作に必要なコンポーネントは揃いました。今後は、これらをできるだけコンパクトにして美しい箱に納めれば私だけのデジカメ完成となるはずです。
まあ、そこまで行くのは5年後かな?
(続く)
レトロ調「ニコンRF」を夢想する ― 2025年04月28日
一年ほど前に書いた『「Sony α7cII」の設定(https://mejiro.asablo.jp/blog/2024/01/23/9653351)』の記事の中で私の理想とするデジタルカメラの条件を列挙してみました。
近い将来、そんなカメラをニコンが開発してくれるかも知れません。
というのは、デジカメ情報サイト「デジカメinfo」の4月24日の記事に「ニコンが更なるレトロ調カメラの開発に意欲」という話が載っていたからです。
私が特に興味深く感じたのは、その記事に関する読者のコメント欄です。私と同じ考えの方がたくさんおられることを発見しました。
多くの方の総意は、
・ミラーレスで不要となったペンタ部の出っ張りがないレンジファインダー風のボディ
・SP風でOVFとEVFの切り替え式が良い。左側に素通し広角系のOVF、右側にEVF。
の二点に要約できるかと思います。
また、「妄想している間が一番楽しいですね」という御意見もあり、これには私も完全同意です。
という訳で私もニコンデジタルを妄想してみました。
前面:
近い将来、そんなカメラをニコンが開発してくれるかも知れません。
というのは、デジカメ情報サイト「デジカメinfo」の4月24日の記事に「ニコンが更なるレトロ調カメラの開発に意欲」という話が載っていたからです。
私が特に興味深く感じたのは、その記事に関する読者のコメント欄です。私と同じ考えの方がたくさんおられることを発見しました。
多くの方の総意は、
・ミラーレスで不要となったペンタ部の出っ張りがないレンジファインダー風のボディ
・SP風でOVFとEVFの切り替え式が良い。左側に素通し広角系のOVF、右側にEVF。
の二点に要約できるかと思います。
また、「妄想している間が一番楽しいですね」という御意見もあり、これには私も完全同意です。
という訳で私もニコンデジタルを妄想してみました。
前面:
背面:
こんな風にシンプルで端正な、いかにもニコンらしいカメラが欲しいですね。
ちなみに、この合成写真の参考としたカメラは、
・Nikon F2(ボディ)
・Nikon SP(軍艦部)
・Fuji X-pro2(背面)
です。
虹色ゴーストの鬼子母神 ― 2025年02月03日
” MC_ROKKOL-PF_55mm f1.7 ”という地味なレンズを持っています。
これは昔の愛機だったSR-7の修理を手掛けながら、どうにも上手くいかず諦めた時のこと。
やむなく中古カメラ店で購入したSR-7に、いわばおまけで付いていたレンズでした。
「三台目のミノルタSR-7(https://mejiro.asablo.jp/blog/2013/03/03/6735597」と、
「カリカリ画像のロッコールレンズ(2)(https://mejiro.asablo.jp/blog/2015/03/21/7595036)」に書きました。
それから更に十数年の月日を経て、
最近「虹色ゴースト」レンズとして注目されているらしいです。
最初は「虹色?、何それ?」という程度の認識でしたが、
TVのCFなんかでも流行っているようです。
やむなく中古カメラ店で購入したSR-7に、いわばおまけで付いていたレンズでした。
「三台目のミノルタSR-7(https://mejiro.asablo.jp/blog/2013/03/03/6735597」と、
「カリカリ画像のロッコールレンズ(2)(https://mejiro.asablo.jp/blog/2015/03/21/7595036)」に書きました。
それから更に十数年の月日を経て、
最近「虹色ゴースト」レンズとして注目されているらしいです。
最初は「虹色?、何それ?」という程度の認識でしたが、
TVのCFなんかでも流行っているようです。
これはNTT東日本のCFです。
二人の女の子の後ろ姿に虹色の線が被さっていますね。
私も鬼子母神でやってみることにしました。
カメラとレンズの知識を紐解くと、これは要するに画面に光源を写し込む逆光状態で撮れば良いはずです。
でも根本的に生真面目なこのレンズは、
順光で撮るとこんな感じで相変わらずキッチリ写ります。
二人の女の子の後ろ姿に虹色の線が被さっていますね。
私も鬼子母神でやってみることにしました。
カメラとレンズの知識を紐解くと、これは要するに画面に光源を写し込む逆光状態で撮れば良いはずです。
でも根本的に生真面目なこのレンズは、
順光で撮るとこんな感じで相変わらずキッチリ写ります。
参道の景色ですね。そこで、わざと逆を向いて撮ると、
フレアがかかったコントラストの低い画像になりますが、虹色の線は少しだけ。
そんな風にしばらく歩いて鬼子母神手前の公園に来た時、
これか!と感じるものがありました。
滑り台のスロープに太陽光が当たって眩しく輝いていました。
それを画面の端に入れてファインダーを覗くと、
ついに、それらしいゴーストが発生。
そんな風にしばらく歩いて鬼子母神手前の公園に来た時、
これか!と感じるものがありました。
滑り台のスロープに太陽光が当たって眩しく輝いていました。
それを画面の端に入れてファインダーを覗くと、
ついに、それらしいゴーストが発生。
数カット試して、虹の形が一番はっきりしていたのがこれです。
とりあえずこれで満足し、あとはいつものように鬼子母神の境内で普通に撮影。
ここでは、眩しい銅板屋根を写しても、
とりあえずこれで満足し、あとはいつものように鬼子母神の境内で普通に撮影。
ここでは、眩しい銅板屋根を写しても、
逆光で人物を撮影しても、
相変わらず生真面目にキッチリ、地味に良く写っていました。
ヨネクラボクシングジムの風景 ― 2025年01月19日
昨日に続き、今回使用するのは35−105mmのZOOMです。
35年前にミノルタのAFフィルムカメラと共に購入したレンズです。
これを着けて目白駅の北側を散歩することにしました。
まずお昼を食べてから。
これを着けて目白駅の北側を散歩することにしました。
まずお昼を食べてから。
(この写真はiPhone)
「タイのラーメン」というお店のタイスキヌードル。
お薦めです。
「タイのラーメン」というお店のタイスキヌードル。
お薦めです。
『とんかつフジからタイ料理(https://mejiro.asablo.jp/blog/2019/06/03/9080733)』で紹介したお店ですね。
開店してから7,8年経ちますが人気です。
ここから池袋方面に線路沿いを少し歩くと、西武池袋線と並行して山手線を跨ぐ橋があります。
その橋の上から目白駅を眺めたのが次の写真。
その橋の上から目白駅を眺めたのが次の写真。
この橋の南東側の土手上に次のような小ぶりのマンションがあります。
ここは以前はヨネクラボクシングジムでした。
(当時購入したばかりのOlympus E-P3で撮影)
橋の東端の階段とマンションは次の位置関係にありますが、
橋の東端の階段とマンションは次の位置関係にありますが、
昔は階段からジムの練習場を覗けるようになっていました。
多くの若者が汗を流していました(E-P3で撮影)。
ボクシングジムがなくなって、その後は次のような小綺麗なマンションになったわけです。
それでも、この近辺から南側の目白駅までの目白二丁目界隈には、まだ時代の変化に取り残されたような建物や景色が見受けられます。
これなんか昔の下宿屋なのかな。今はもちろん誰も住んでいませんが、昔の住人の話とか聞いてみたくなるような建物です。
こんな風に、変わりゆく風景・変わらぬ風景をフィルム・デジタル・オールドレンズやスマホでなど、あれこれ使いながら記録していくのが楽しみです。
こんな風に、変わりゆく風景・変わらぬ風景をフィルム・デジタル・オールドレンズやスマホでなど、あれこれ使いながら記録していくのが楽しみです。
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