PEN-FTのレンズ清掃
2020-04-18


前回)からの続きです。

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前回はこの写真右側の中望遠レンズを使用して、
モノクロ写真を撮りました。
この70mmレンズは比較的クリアだったので、
そのまま使っても大丈夫と思えたからです。
左側のカメラ本体に装着されている標準レンズ38mmは、
少しクモリが見られました。
LEDで照らしてみると、次のように明らかですね。
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それでも、目立つカビや傷は無さそうなので、
この際、レンズのクリーニングをして、
完璧な状態にしてから、試写することにしました。

まず、手始めに飾りリングをゴム環で外そうとしましたが、
しっかり固着していて回りませんでした。
それでアルコールを染み込ませてから回します。
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作業が進み、絞りリングを外したところが次。
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中央上部に見えているベアリングボール、
これを無くさないように注意しました。
この失敗は何回か経験しています。
ボールとその下のスプリングは紛失防止が大切です。
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前玉群はカメラオープナーで回し外し。
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ここまで済んだら、次は、向きを変えて後玉に取り掛かります。
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やはりオープナーで押さえリングを外しました。
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後玉は吸盤で持ち上げた後、側面からの記録写真を撮り、
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凹凸面の向きを間違わないようにします。
一応バラしたのが次の状態。
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前玉群、中玉群、後玉と、それぞれ清掃できる状態になりました。
クリーニングが済んだのが次の写真。
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それと念の為、ボディのモルトを張り替えておきます。
補修前は次のような状態です。

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[カメラには名前あり]

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