こんな風に巻き取りを開始し、
三角マークが所定の位置まで進んだら、
蓋をしてロックします。
ロック機構はしっかりした造りです。
「リコーフレックス 」の初期タイプは、ロックが甘めで、
途中で裏蓋が半開きになってしまったことがあります。
この辺りの機構は少しずつ改良されていったのでしょう。
蓋を閉めてカウンターに[1]の数字が出るまで送りました。
ちょっと引っ掛かりを感じましたが、その時だけで、
その後は12枚目までスムースに送れ、撮影完了。
しかし、フィルムを現像するために、
ダークバックの中で作業をしている時に異変に気付きました。
フィルムの端部がシワシワになっていたのです。
「ありゃー!これはフィルムがどこかに突っかかって、
全然送られなかったかもしれないな。
そうだとすると、現像しても意味ないな。」
でも、暗袋の中で、どういう状況か良く分からないし、
「まあ、いい加減で良いから、とにかく現像だけはしてみよう。」
と思い、液温管理もせずに、10分ほど現像してみました。
これでフィルム全体が透明だったら、
フィルム送りに不具合があったことになります。
ところが、結果は次の通り。
確かに第一コマ部分は、シワシワになっていますが、
何がしか写っている様子。
ここから類推するに、
巻き上げ時に、フィルムの先頭部分が正常に送られず、
本体とローラーの隙間に落ち込んで、引っかかったようです。
再現すると次の状態ですね。
このシワシワ部分は、その後、後続のフィルムに押し出されるようにして進み、
2枚目以降は普通に撮影できたのでしょう。
原因は、フィルムの製作不良、と判断しました。
そういえば、現像前にダークバックの中で、
フィルムと裏紙を分離させる時におかしなことがありました。
普通は、次のようにフィルムの先頭は裏紙に「テープ止め」されています。
両者を一体化して、巻き上げ時に一緒に進むようにしてるのですね。
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