神田川の桜を試写してきました。
今回の撮影は、三つの目的を持っていました。
一つ目は、
にて出した結論「2〓3ヶ月間は保存できる」の最終確認です。
溶液作成から70日後のカラーフィルム現像を行なって、
問題ない仕上がりであることを確認しました。
現像後のネガは次のようでした。
ちょうど規定本数の6本目のネガ処理ですが、現像時間を延長せずにOKでした。
ということは、きっと実際には、説明書以上の処理能力がありそうです。
二つ目は、
この機種で問題が生じやすいピントの精度、
これもOKでした。
三つ目は、
決して使いやすいとは言えませんが、
二眼レフのリコーフレックスで35mmフィルムを使えました。
そしてリコーキン使用法の改良案を思いつきました。
次の写真で説明します。
今回は、左端のプラスチックパトローネ(付属品)を使って撮影したのですが、
これなしでも、もっと便利に写せるのです。
写真でフィルムの両端にある二つのパトローネ、
左側がゴミ箱から拾い上げた使用済みパトローネで、
現像時にカットしたフィルムの終端が出ています。
右端が未現像のフィルムの先端部を直にカットしたものです。
それぞれの先端をセロテープと適当な長さの「捨てフィルム」でつなぎます。
こうすることにより、巻き取り側のパトローネをバラす作業なしで、
フィルムセットが可能になります。
また、リーダー部分を無駄に感光させずに済みます。
我ながら賢い改良案です。
これを、手順通りにリコーキン本体にセットし、圧板をかぶせ、
RICOHFLEXのボディに納めたところが次の状態です。
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