フランス旅行時の写真に写っている教会の尖塔に注目し、
ネットで画像検索をする。
そしてフランスの田舎の街を発見するんです。
■衝動的な行動
ジョンは、もっとヴィヴィアンについて知りたいという欲求から、
彼女のルーツである街に飛んでいってしまう。
この衝動性は、一歩間違えば「ストーカー」になってしまいますね。
ジョンは幸運にも、その街で彼女の親戚に出会い、
その親戚が見せてくれたのは、
ヴィヴィアンの母親が所有していたボックスカメラでした。
写真好きは母親から受け継いだものだったんですね。
そのボックスカメラで撮った母子像も残っていました。
右の無愛想な少女がヴィヴィアン、中央がその母シルヴァンです。
■献身
恋愛の一要素は、相手に献身的に尽くすことです。
膨大なネガから作品を選び、プリントに仕立てる作業は、
とてつもない労力を必要とします。
ジョンは、ヴィヴィアンのネガの作品化に美術館等の協力を求めましたが、
丁重に拒否されてしまいました。
そこで、自ら作業することを決断します。
そして、展示会の開催にこぎ着けます。
ジョンの熱意の源は、
写真家としてのヴィヴィアンを世界に知らしめたい、
と望む献身的な心でした。
■所有カメラ
映画の中では彼女のセルフポートレイトが何枚も紹介されます。
私のようなカメラ好きがそれを見ると、
ヴィヴィアンの容姿だけでなく、
彼女が抱えている「カメラ」に目がいきます。
例示すると、
・ローライフレックス(ちなみに、私もベビーローライ持ってます!)
・銀と黒のバルナックライカ(私も銀のバルナックライカ持ってます!)
セコメントをする