アフ〓ト式HO電車を食卓て〓
2018-10-18



更に、トライ&エラーは続きます。
もともと、アプト式電車に挑戦したのは、
食卓上の狭いレイアウトでの立体交差を実現するためでした。
次のようにね。高さもそれを前提に決めたのです。
禺画像]
しかし、今回の「勾配ユニット」は可能な限り短く作りましたが、
それでも90cmの長さになりました。
そして、この長さがあると食卓上での立体交差は無理でした。
止むを得ず、
今度は曲線部分にも勾配を導入するレイアウトを考えてみました。
CADソフトで検討してみると、
次のような構成が可能であることが分かりました。
禺画像]
8の字線路ですね。
うまいことに、この構成に必要な線路は、
フライシュマン製線路の手持ち分で足ります。
また、この図の緑色部は食卓面から持ち上がることになりますが、
それを支える橋脚を次のように幾つも作りました。
禺画像]
これを各種揃えて適当な間隔で並べ、
その上に線路を置けば、色々な勾配を試すことができます。

そして判明した衝撃的な事実。
Nゲージ機関車の登坂能力は、前に述べたように3〓4%です。
ところがHOゲージの場合は、何と8%でも登っちゃいました。
多分、重量が大きいので、車輪と線路がスリップしにくいのでしょうね。
そうなると、アプト式でなくても、
先ほどの8の字線路の緑色の部分を8%勾配にすれば、
数字上は立体交差が可能となります。
その証明のための試走が次です。

ラック&ピニオンの歯車をセットしなかったのに、
まだまだ余力がありそうな走りです。
すると、わざわざアプト式を購入したのは無駄な投資だったのか?

(終り)

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