禺画像]羽を広げて今にも飛び立とうとしている昆虫かゴキブリ?
ではありません。
これは女房の使っているPC用のワイヤレス無線マウス。
それを修理しているところです。
「最近、反応が鈍い」と文句を言ってるので修理してみることにしたのです。
素人修理で壊れたらどうする?
その時は買い換えればいいや、それほど高額なものではないし。
と割り切れば怖いもの無しで、敢然と分解修理に挑戦。
機械類を分解するのが大好きな私には心躍る瞬間です。
長年使用しているとマウスの中に埃がたまって接触不良が起きているのだろう、
と普通は思いますよね。
しかし違いました。
もちろん埃はうんざりするほど詰まっていましたが、真の原因は次の写真です。
左の白丸二つはマウスクリック感知用の「突起」、
この「突起」へ指からのクリックを伝達するための「部品」が
右の白矢印二つです。
この「部品」が擦り減っていました、プラスチックだから。
下の矢印の先に擦り減った溝が見えるでしょう?
その溝に瞬間接着剤を僅かに流し込んで盛り上げたのが上の矢印です。
これで一件落着。
さて、今回一番難儀したのは裏蓋を開けるときでした。
次の写真で、裏蓋の外周近くに4つの銀色の「+ネジ」が見えています。
最初はそれを外せば開くはずと期待したけどダメ。
無理にこじ開けようとして壊す寸前でした。
その寸前で、電池室の奥に目立たずに隠れている不思議な黒色ネジを発見。
よく見ると、昔iMacを修理した時、モニタの裏側に潜んでいたネジと似ています。
それで次の道具を使ってみると、見事適合!
白矢印の先、T8と書いてあるドライバー先端ビットです。
この星型のネジ(ビス)を回すドライバーは
「トルクスドライバー」と言うそうです。
そんな名前だって知らないのが普通でしょうし、
家庭にある一般ドライバーではお手上げでしょう。
やはり、持つべきものは道具だ、と実感しました。
このドライバーセットには交換用のビットが約50個付いています。
そして、私が良く使う細身の+ドライバーは刃が欠けやすいです。
だから、このセットを買うのは二つ目、
ということは合計して100個のビットを買ったことになります。
これを無駄とするか有効とするかは「?」ですね。
でも、いずれビット総数が150個になりそうな予感がします。
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