鉄道模型のレイアウト設計補遺
2017-03-30


前回)の記事の補遺として、
データ的なものを残しておくことにしました。

・一体どれだけの数の線路を購入したのか?
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当初、この写真に写っている「基本セット」なるものを購入し、
計画途中でダブルクロスを導入するために「複線両渡りセット」を買い足し、
その後は、設計の進展に合わせて必要数と手持ち数を比べ、
不足分を追加発注していました。
最終的には次のようになりました。
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これで費用の合計はいくらぐらい?
あえて今の段階での費用集計はしないことにしましたが、
感覚的には電動のポイントの価格が過半のはずです。
単純な直線・曲線は驚くほど安価でした。

・走行車両は?
長編成の車両を走らせる予定はないので、
現在の手持ち車両は、まだ次の4台と質素です。
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都電3台と、昔懐かしいカナリヤ山手線。
このうち寸足らずのカワイイ車両は、
バンダイの「Bトレインショーティー」です。
それに別途購入した動力ユニットを組み込みました。
Nゲージ車両は一般的にR249の曲線を通過できるように設計されているようですが、
このBトレにKATOやバンダイ製の動力ユニットを組み込んだ車両は
R100程度の曲線やR150のポイントを楽々通過します。

・勾配計画
レイアウトに変化をつけるための立体交差を、
畳一枚分の広さで実現するのは結構厳しいです。
車両寸法を測ると、交差するには約5cmの高低差が必要でした。
今回は基準レベルをパネル面"+20mm"にかさ上げし、
そこから、一本は更に30mm昇らせ、
他方はパネル面まで20mm下らせました。
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仮組み状態での試走結果に基づき、基本勾配は3.5%以下とし、
登り始めと終わりには、可能な限り約2%の緩和勾配部分を設けました。

・配線計画
フル稼働には次のような配線が必要です。
禺画像]
このうち3台目のパワーパックは未入手。
実際、3区間に3台同時走行することがあるのか?
そこまで律儀に買い揃えるか?、と自問したからです。
家族にあきれられるのもほどほどにしないと。

・アナログとデジタル
鉄道模型の世界も最先端はデジタル化しているらしい。
走行車両に信号を飛ばして、
同一回路の線路上にある複数の車両を個別制御するらしい。
最近そのことを知ったが、それは十年後の課題にしよう。

続く
[目白ジオラマ鉄道模型]

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