おとめ山公園の南側を東西に走る新井薬師道を散歩していると、
ちょっと広めの空地で、そこに来ると、ついカメラを向けてしまう、
そんな土地がありました。
そこで、いつの間にかマンション建設工事が始まっていました。
敷地奥で「おとめ山公園」に接する高い場所から、
手前の道まで徐々に低くなってくる階段式のマンションっぽいです。
面白そう!
どんな形状なのか興味深いです。
ここ数年の間に、この場所で次のような写真を撮っていました。
2013年2月に、NikonF+28mmで
同年10月2に、Mamiya645+80mmで
2015年3月に、NikonF3+24mmで、
同年10月にNikonFTN+50mmで、
この最後の写真は敷地の東側から撮ったものです。
鳥居が写っていることから分かるように、ここは神社の参道です。
現在はこんな状況。
「東山藤稲荷神社」と言います。おとめ山公園の森に隣接しています。
参道を逆に眺めると、次のように、ちょっと控えめな鳥居と、
その鳥居の赤に色彩を合わせたかのような寮が見えます。
「SHISEIDO Mes amis shimootiai(下落合の友達?)」と言う企業寮です。
この工事現場を”Google earth”で眺めてみると、
次の写真の中央なのですが、おとめ山の緑と一体になっています。
敷地の裏庭が「おとめ山公園」って贅沢なマンションですね。
しかも稲荷神社にも守られているなんて。
それはともかく、ここって元々何があったのでしょうか?
40年前の航空写真を眺めてみました。青線がおよその敷地境界です。
手前に中層の共同住宅があり、
奥にはやっぱり階段状の共同住宅が建っていたように見えますね。
ついでなので、40年前の住宅地図も調べてみました。
当該地には「ジュリー メゾン」なる記載があります。
(ジョリー メゾン、あるいはジョリ メゾン、かも知れません)
これから建設されるマンションは、
「コンシェリア目白」という名前の投資用ワンルームマンションだそうです。
「投資用」って誰が住むのか分かりませんが、
敷地の奥の高みから南を眺めると、次のような眺望です。
写真中央奥、ブルーグレーに霞んでいるのは、
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