御嶽山の噴火は衝撃的でした。
自然の力にはとてもかなわない、と実感せざるをえません。
特に、ニュースの中で流れる噴火時の映像を見ると、
「以前ハイキング気分で訪れた場所さえこうなのか!」と、
かつてののどかな景色との落差に驚きます。
1990年の夏に、子供たちを連れて、
御嶽ロープウェイ終点から八合目までをハイキングしました。
天気も良く次の写真のように軽装でした。
この場所が、今回次のような状態だったそうです。
(以下のTV映像は、いずれも09/29の報道ステーションのものです)
灰混じりの雨が降ったそうです。
ここ八合目からの普段の眺めはこうです。
左奥の禿げ山が頂上の剣が峰です。
この八合目には女人堂という山小屋があって、
ここで休んだ登山者は又、頂上を目指します。
その内部は次のようでした。
「御嶽頂上大御神火祭」の木札が柱に掛かっていました。
今回はこの内部が、次の写真のように避難者で一杯になりました。
「御神火」って真実の木札だったんですね。
この女人堂の中も、
噴火直後は噴煙で光が遮られ、次のように真っ暗だったそうです。
火山予知の専門家の話では、
今回の御嶽山のような「水蒸気爆発」に続いて「マグマ噴火」が起きる例もあるそうです。
どうなるかは分からない、というのが予知の現状だ、と謙虚に認めていました。
でも世の中には大規模噴火は予知できる、とする人たちもいるそうです。
その人たちって、「神の御心も私の理解力の範囲内」って言っているのと同じでは?
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