時を越える子供食器
2014-09-28


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この写真、左半分は30年以上前、右半分は最近のものです。
そして写っているマグカップは同じもの。
つまり、このカップは子供の代から孫の代まで、
30年も使い続けているんです。
そして次の写真のお茶碗も同じなんです。
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丈夫なだけでなく、使い易く飽きのこないデザインなので、
いつまでも使い続けたくなります。

ご存知の方も多いと思いますが、これらはノリタケの子供用食器です。
「ライトステップ」というシリーズ名で販売されています。
HPによると、食器の生地には、プリマデュラという高強度の素材を用い、
また、絵柄が剥がれたりすることのないよう高温で焼成しているそうです。

先日娘から、このシリーズの食器を買い足したと次の写真が送られてきました。
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平皿とスープ皿を二枚ずつ買い足したようです。

このお皿も良いデザインだな、と思っていたら、
女房に言わせると我家でも昔使っていたそうです。
そういえばそんな気もするな、と早速昔の写真を調べてみました。

食事風景の写真を探したところ、確かに何枚も写っていました。
例えば平皿。
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そして、スープ皿。(隣にカップも)
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更に驚いたことに、子供たちが通っていた保育園でも使われていました。
次がスープ皿の写真です。
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次はお茶碗。
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ここは「武蔵野市日赤保育園」というやや地味な感じの保育園でした。
建物は全体的にくすんだ色使いだったような気がします。
組の名前も、「まつ組」とか「たけ組」とかで、ちょっと??でした。
その前に通わせていた保育園では、
「さくらんぼ組」とか「チューリップ組」なんていう可愛い名前でしたからね。
でも、この食器の写真を見て、「日赤保育園」って、
大切な事はきちんと押える保育園だったんだな、と再認識しました。
確かに、30年前を思い出すと、保母さんもベテランの優しい方達ばかりでした。

この武蔵野赤十字保育園では、きっと今でも「まつ」や「たけ」の幼児たちが、
この同じ食器でお昼ご飯を食べているのだと思います。
子供たち!、組の名前は地味でも、恥ずかしい事はないよ!!
使っている食器は最高だからね。
[吉祥寺の風景 今昔]

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