(
前回)からの続きです。
「環状第5の1号線」のうち、今回の事業範囲は
都電「学習院下駅」付近からグリーン大通りまでの約1,400mです。
これが完成すると、明治通りのバイパスとして機能して、
現在の池袋東口の車の混雑が解消するそうです。
そして将来的には、東口一帯を周回する路面電車も構想されています。
それはなかなか魅力的な話ですが、取合えず、
今回の事業にかかわる明治通り一帯がどうなるのか、
公開されている資料によって確認してみようと思います。
事業の範囲を周辺地図に落とし込んでみました。中央の赤色がそれです。
地図に示した断面記号の1〓3について、
現況写真と計画断面を順番に載せます。
断面1
下の写真の中央あたりから掘割が始まり、千登世橋手前で完全にトンネルとなります。
断面2
都電線路敷の真下をトンネルが通過します。
断面3
中央の空地が掘割状の道路になります。
左前方に建設中の新豊島区役所&マンション、右端はマンション販売センターです。
写真中央下部に打ち捨てられたビニ傘の柄が写っていますが、特に他意はありません。
都電「鬼子母神前駅」近くの断面2の部分では、
新設道路はトンネル形式となって、都電の下に潜ります。
本当にやるんだ!って感じです。
そして地下鉄副都心線は、更にその下に位置します。
目白通りの千登世橋脇から地下鉄「雑司が谷駅」に入ると、
ホームまで行くのに、本当に奈落の底に向うような気がしましたが、
こういう訳だったのですね。
(
続く)
セコメントをする