武蔵野市の井の頭通り沿いに「横河スイミングクラブ」がありました。
上の写真はそこで練習している長女です。
そして下の写真は、敷地西側にあった小さな公園で、姉の練習が終わるのを待つその妹。
プールの様子を覗いたりしていました。
毎週、土曜日の習慣でした。
プールに入る前には2階のテラスで準備運動をします。
コーチが来るまで、子供たちは思い思いに鬼ごっこなどしてます。
テラスからは、道路を隔てた西側にあるロイヤルホストが見えます。
我家の子供たちにとっては、ここで食べる「エビグラタン」は世界最高の料理でした。
だから練習後にロイヤルホストに連れて行くと大喜びでした。
さっきの小公園はクラブの敷地内でしたが、
関係者以外も自由に出入りできるし、砂場やブランコも備わっていました。
緑も豊かでしたね。
この横河スイミングクラブと小公園はもうありません。
ロイヤルホストも閉店したようです。
Minoxミノックスフィルムで撮った懐かしい写真なので、既出の分も含めて載せました。
googleのストリートビューにはまだクラブの建物が写っていました。
左がスイミングクラブ、右が旧ロイヤルホストです。
横河SCの消滅を知ったのは、4月16日の東京新聞の記事からです。
「武蔵野市 建築物高さ制限手続き中 規制直前の開発で紛糾」
と題して、
三菱地所レジデンスが武蔵野市中町に計画しているマンションを取り上げていました。
来年から23mの高さ規制が設けられるこの地域に、駆け込み的に32mのマンションを計画しているデベロッパが市や住民と対立しているレポートです。
この手の話は、経営に余裕のない中堅以下のデベの事例は良くありますが、
地所という大手だったので、少し驚きました。
都市計画上の問題はともかく、私が気になったのはその場所です。
そんなマンション建てられるような場所といったら、
あの横河のスイミングクラブか、その隣のグランドくらいではないか?
と思って調べてみたら、やはり横河スイミングクラブの敷地だった訳です。
あそこは住むにも良い場所ですけど、クラブも残って欲しかった。
吉祥寺は私が1980年代を過ごした街です。
目白と同じくらい好きな街だし、
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