新緑の少女裸像
2012-05-29


■山吹の里に住む少女?
昔、学習院の南東、面影橋という橋が神田川にかかるあたりは、山吹の咲き乱れる野原だったそうです。その自然にちなんで、「山吹の里」と名付けられた特養ホームが高田三丁目にあります。先日その前を通りかかったら、あるブロンズ彫刻が眼に入りました。これまでも見かけた事はあるのですが、今回は緑豊かな季節に、特に感じるものがあったのかも知れません。美女というよりは寧ろ純朴な田舎娘の風情の裸婦が、目立ち過ぎず控えめに佇んでいる事に好感を持ちました。
禺画像]

写真を撮ったあと、作者名などが記されてないかな、と脚もとの葉っぱをかき分けてみると「真珠 1967 渡辺弘行」とありました。知らない作家です。ネットにもほとんど情報がないのですが、新宿の中央公園に同じ作者の「髪」という裸婦像があるようです。今度、会いに行かなければなりません。
(2013.12.13追記)そして会って写真を撮ってきました。その後日談は次の記事でどうぞ。
渡辺弘行さんの「忠犬ハチ公チョコレート」

蛇足ながら、この写真は Minolta CLE という、ライカマウントとしてもちょっとレアもののカメラにロッコール40mmのレンズをつけて撮影したものです。こころ無しか最近のデジタルカメラのレンズより味があるような気がしてます。現像から上がって来たフィルムをスキャナで取込んで色味の調整とか光の加減の調整とかやってると楽しいです。
[目白の風景 今昔]
[写真 walk & shoot]
[目白の屋外アート]

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