モバイルバッテリーで鉄道模型
2025-03-28


前回)からの続きです。

スマホで模型機関車を操作する魔法の小箱「z21」を数年前に購入してから、これを十分使いこなすために随分と色んな事を学習させられました。
その学んだ事を少しずつ取り込んで、最終的に目指したのは次の写真のようにシンプルな鉄道模型です。すなわち、「z21」と「スマホ」と「機関車」だけの世界で遊ぶ事です。
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実際にz21を動かすためにはこう簡単には行かず、様々な付属物が必要となります。それらを整理整頓して出来るだけシンプルな状態を構築しようとしてきました。
その苦難の歴史を紐解いてみます。
まず初期状態の写真が次です。
ACコンセントからのケーブル2本と、近くの有線LANコンセントからのケーブル1本が見えています。線路と交錯して邪魔ですね。
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z21は家庭内LANでスマホと接続されて機能します。近くにLANのコンセント(ハブ)が無い場合は成り立ちません。
でも最近はほとんどの家に無線LANが普及している状態です。z21を無線LANに繋ぐコンバータを用意してあげれば、LANケーブルを無くすことは可能でした(次の写真)。
その代わり、コンバータを動作させる電源が必要となり、ACコンセントへのケーブルが増えちゃいました。
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この写真で中央手前に見えている機器類は、両サイドのポイントを動作させるスイッチです。私の路線はデジタル・アナログ兼用なので、ポイントは敢えてアナログのままです。
ここに「DS52」というデコーダを導入したのが次の写真です。これはデジタル信号を受けて、対象となるアナログポイントを動作させる優れものです。これでACコードが1本減りました。
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2本残っている内の右側のACケーブルは先ほどの「無線LANコンバータ」用のものです。その機器の仕様を見ると動作電圧はわずか3.3Vでした。単三電池2本で許してくれないだろうかと思い繋いでみました。1.5Vx2=3.0Vで少し足りないだけです。するとパイロットランプは正常に点灯しOKそうでした。ところがWi-Fiにはつながりませんでした。この3.3Vは厳格に守る必要があるようです。
そんなところで発見したのが次の製品。電圧を任意の値まで降下させる優れもので、降圧レギュレータとか電圧調整器とか呼ばれています。わずか数百円で入手できますが、この存在を認知している日本人は百人のうち数人だそうです。もったいないですね。
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z21本体へ供給されている16Vを二つに分岐させて、片方は3.3Vに降圧した上で無線LANコンバータに繋いだところが次の写真です。バッチリOKでした。
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ここまで来たら残りの1本のACケーブルも無くしたいです。それで集めました。単三乾電池11本。これで16.5Vです。試しに運転してみたら快適快適、全く遜色ない働きです。
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[目白ジオラマ鉄道模型]

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