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前回)からの続きです。
メカニック観察と分解練習のためにバラバラにしているプリモジュニア、
今回はクランク側について分解手順をメモします。
外す部品は次の写真の赤枠内のものです。
まず、レンズボード等を取り外す前の状態から始めて、
クランク取付部のピンを抜き取りクランクを外すと、
取付部の両側に二つのダボ穴があり、
次のようにダボが頭を覗かせます。
ダボの下にはコイルばねが潜んでいますので注意。
写真左下の金具(吊り紐とおし)も普通に外します。
ここに見えているネジと、
「撮影回数表示盤(フィルムカウンター)戻しボダン」を回転させて外し、
次のように化粧蓋も外します。
この状態で側板が外れます。
内部機構が見える状態になったところで、巻き上げクランクを仮止めすれば、
通常の撮影時のとおり、クランクを回して、
フィルム巻き上げとシャッターチャージのメカニズムの確認ができます。
まず、シャッターチャージを行ったところ。
鳥型レバーの先端の位置に着目。
鳥型の嘴の部分が、クランク下のギアの更に下のギアと噛み合って、
シャッターをリリースしなければ巻き上げられないようになっています。
再度クランクを外して、
この大型カム、
このリングばねを外したところが次の写真です。
二つの同心状の細穴を持つドーナツ型の円盤が見えます。
これを外すと、フィルム巻き上げ逆転防止のラチェット機構があります。
2セットあります。
ねじりばねが三日月型金物の細溝にはまっている状態を確認します。
これをバラすとこうです。
次にフィルム巻き上げ用の二つのギアを外します。
更に進んで、「巻き上げ機構プレート」を外すには、
次の写真のビス(白矢印)3本を外した上で、
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