巻き上げノブを回していくと、途中で「カチャリ」と音がしました。
多分、突起が蹴飛ばされた音でしょう。
そこからは、次のようにカウンターが進み始め、
窓に「1」が現れてきました。
「1」になったところで裏蓋を開けてみると、次のように
確かに一枚目の位置まで送られていました。
再度この手順にて一枚目まで送った後、
今度はシャッターチャージとリリースを繰り返しました。
すると正常にカウンターが進み始め、「--- 6・7・8 ---」を経由して、
最後の「12」まで到達しました。
ここで裏蓋を開けると、
目論見通り「12」のコマ表示が現れていました。
ということは、
初めの部分だけフィルムを貼り付けた偽フィルムを使って、
カメラを騙すことに成功したことになります。
(
続く)
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