ホテルオークラ終焉は女の園
2015-07-23



禺画像]
かんかん照りの真夏日の午後、
「ホテルオークラ東京」のメインロビーで涼んできました。
禺画像]
もちろん、今年8月末で閉館となる本館を惜しんで、最後のお別れに来たわけです。

禺画像]
正面玄関の外の景色が眩しいので、このロビーの仄暗さが更に心地よいです。
昭和37年(1962年)の竣工だそうですから、50年以上前のこと、
当時のモダニズム建築も、今では日本の伝統美の象徴になりました。
禺画像]
「オークラ・ランタン」として有名な切子玉形を連ねた照明は、
本当に古墳時代のネックレス(?)の美意識を引き継いでいるかのようです。
その照明が漆塗りのテーブルに反射する様も素敵です。

さすがにこの空間で自撮り棒を使うわけにはいかないのでしょう、
3人連れの女性客も、記念写真のシャッターは別の女性に頼んでいました。
禺画像]

その他にも、テーブルで撮る人、
禺画像]

何故かロビーには足を踏み入れず、ロビーの隅から撮る3人連れ、
禺画像]

上階回廊の手摺越しに俯瞰しながら撮る人々、
禺画像]

禺画像]
様々です。

共通しているのは、皆、女性であること。
現代では、こういう繊細な美を愛でるのは女性だけなんでしょうか。
どの写真にも男性はほとんど写っていないでしょう?

というよりも、男性がいたとしても私が写さないだけかも知れません。
今思えば40年前の1975年に、次の二枚の写真を撮影した時もそうでした。
このランタンの脇に置いて撮る気になるのは、美女だけでしたからね。
禺画像]

禺画像]

[昔と今の写真(番外)]
[旅のつれづれ]
[写真 walk & shoot]

コメント(全2件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット