狂ったカメラも個性のうち
2014-06-25


先日、車の定期点検のため整備工場を訪れました。
何も不具合はないのですが、機械も定期検診が必要なんですね。
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車も生き物と同じで、プロはエンジン音を聞いて、
「お!今日は車の調子がいいぞ!」とか感じるらしいですよ。
私の車も、駐車場でエンジンをかけたまま停車している時など、
「ブオッ!」と急にエンジンが吹き上がることがあります。
何か車が勝手に体調を整えているような感じです。

整備工場の帰りは電車で池袋に出て、
ついでに雑司が谷周辺を"ミノルタ Minolta CLE"でスナップ。
このカメラ、小型軽量なので気軽にバッグに放り込んでおけます。

CLEで撮る時はシャッタースピードはAutoにして、自動露出にまかせます。
ほとんどそれで以下の写真のように適正露出が得られます。
次の写真は開運威光稲荷前の細道です。日傘の季節ですね。
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次は高南小学校近くの風景。下校時の楽しい時間。
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適正露出ですね。

ところが、ミノルタCLE、時々露出が狂うことがあります。
昔からそうでした。
どうも明暗の度合いが激しい風景に弱いようです。
今回も一枚狂っていました。
昼間なのに、こんな風景になってしまいました。鬼子母神がお化け屋敷のようです。
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昔のカメラは、時々勝手な振る舞いをするんです。

今回、フィルムのスキャニングには、"エプソン EPSON GT-X970"を使いました。
このスキャナ、最初にフィルムをセットして設定が済めば、
24枚撮りフィルム一本分を一気に取込むことが出来ます。
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それで先日は、フィルムをセットしてスタートボタンを押した後、風呂に入りました。
風呂から上がる頃には、いくら何でもスキャニングは終了しているはずです。
ところが、風呂から出てきたら、パソコンがスリープしていました。
そして、パソコンと一緒にスキャナも作業を休んでいました。
18枚目の読込みの途中でした。
ケーブルで繋がった同士のパソコンとスキャナが、
「御主人が風呂に入っている間、俺たちは休憩しようぜ」と結託したようです。

それでパソコンのスリープを解除したら、スキャナも普通に動き出しました。
でも、スキャン終了後、全コマを確認したら18枚目がこんなことになっていました。
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左半分がスリープ前、右半分がスリープ後です。
寝覚め直後はスキャナも本調子ではないのでしょうか。
左と右で、明らかに色調が異なっています。

車もカメラもスキャナも、それぞれ個性があって可愛いです。
[カメラには名前あり]
[写真 walk & shoot]

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