吉野梅郷にある「青梅市梅の公園」では、
ウィルス感染のため、1200本の梅の木すべてが伐採される。
そのニュースを見て、春分の日の昨日3/21に見納めに行きました。
この公園は11年前、2003年の春分の日にも訪れた場所です。
その時もたくさんの人々が観梅に来ていました。
まず、青梅線の「日向和田駅」のホームに降り立つと、下の写真の混雑ぶりでした。
2003年と今年の写真。同じですね。
2003年、観梅コースの始まりは、「神代橋」から眺める多摩川上流の風景。
今年も同じアングルで眺めました。自然は変わらずです。
そして列をなして梅郷を目指す人も変わらず。これは今年。
「梅の公園」は傾斜地にあります。
梅の木を見上げたり見下ろしたり、11年前は面白い風景を楽しみました。
次の二枚は今年の風景です。
カメラマンは明らかに増殖しています。
散策コースの途中にある「下山八幡神社」の本殿。
同じく下の写真は今年の様子。
なぜか周辺樹木が大量に伐採されて随分と寂しい感じになっていました。
次は「岩割の梅」。
土地の娘と若武者の悲恋物語の舞台です。
ここは、二人の逢い引きの場所だったそうです。
若武者が出陣に際して梅の一枝を岩に突き刺し、それが根付いたそうです。
11年前、話のタネに一応撮っておくか、のつもりで撮影しました。
今回来てみたら、二年前に伐採されて無くなっていました。
若武者の思いを現代に伝える貴重な梅の木だったのに残念です。
代わりに伐採前の写真が掲げられていました。遺影ですね。
「梅の公園」以外でも、コース沿いに風情のある梅の木が見られました。
2003年のその一部。
そして今年も。
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