真四角写真がはやっているそうです。
私も時々撮りたくなります。
小学校低学年の時に始めて買ってもらった「フジペット」用のフィルムが、6x6のブローニー判だったことを思い出します。
中学校の時、同じクラスの写真好きの友人は、
「タテとかヨコとか構図を考えなくていいから好きだ」
とものぐさなことを言ってました。
以前からマミヤの二眼レフで真四角写真を撮っていましたが、先日、月の輝く夜に月のお告げにより、もう一台買ってしまいました。
アポロ宇宙船と共に月に行ったカメラ「ハッセルブラッド」です。
中学生の頃は、こういうカメラはPTA会長さんのような偉い人しか持てないものだと思い込んでいました。実際、私の中学のPTA会長さんはゼンザブロニカをぶら下げていて、頭とカメラが輝いていました。
私が気迷った日、その店の中には二人連れの女性客がいて、二眼レフ(ローライフレックスかな?)を買おうとしているところでした。
便利で機能的なデジカメがいくらでもあるのに、馬鹿でかくて重くて不便なカメラを買う人が他にもいるんですね。二眼レフをかついで撮影に出かけるカメラ女子の噂は聞いたことがありましたが、本当にいたのでちょっと驚きました。
高級カメラであるハッセルにも弱点があります。水平に持つのが難しい事です。正面から見ると分かるようにカメラ自体も真四角なので、手の中で簡単に傾いてしまうのです。その点、普通の横長のカメラとか縦長の二眼レフは水平・垂直を保持しやすいです。
しばらくは、撮影済みのフィルムをスキャンした後、Photoshopで傾きを微修正する作業が必要になりそうです。
でもブローニー判フィルムの質感はやっぱり良いですね。作例を少々。
■椿山荘にて
傾きを修正したつもりでしたがまだちょっと傾いてるかな。
■ベタな写真ですが晴天の都庁を新宿中央公園から
これは垂直OK!
マミヤの二眼レフも時々使ってあげないと可哀想なので、望遠のSEKOR SUPER 180mmを着けて持ち出しました。
■新江戸川公園にて
物好きに屑籠を撮影してみました。
■神田川沿いの風景
自転車を撮影するアマチュアカメラマンってやたら多いような気がします。
何か打ち捨てられたような自転車の様子にペーソスを感じるのでしょうか?
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